3.某機械メーカー:工場排水
排水を再利用するために、凝集処理設備の高度処理にRO膜を利用していたが、メンテナンスが大変である。
鋼板製のろ過機および吸着塔を使用しているため、腐食が激しく、将来において水漏れが不安である。
警報は監視室に一括警報で知らせていたため、どういった警報が発生しているのか、 廃水処理設備が設置してある地下2Fまで行って確認する必要がある。

RO膜処理からイオン交換処理に変更し、必要な時に自動弁の操作によりリサイクル用の処理水を得ることにしたので、 メンテナンス頻度が軽減された。FRP製のろ過機および吸着塔に変更したため、腐食による漏れの心配がなく安心である。 監視室に、排水処理設備制御盤に設置されているタッチパネル画面が閲覧できるパソコンを設置することにより、 遠隔で排水処理設備を監視することが可能となった。